木目調も石調も自由自在
ALCに塗装以外の選択肢
マハールは超軽量だからALC下地の建物でもまるで本物の石や木を使った外観に仕上げることができます。
ALCパネルは、主成分がセメントという吸水性が非常に高い素材のため耐候性が低いデメリットがあります。
さらに内部の気泡部分に水が侵入してしまうと、膨張やひび割れといった現象が起こり、建物自体の耐久性を低下させる恐れがあります。
ALCパネルは表面強度が普通コンクリートに比較して小さいので、重量のある石材やタイルを直に貼ることが難しい外壁材です。
製品の特性上、表現できるデザインは限られます。
タイル調に見えるようなものや細かなラインが入った製品もありますが、外壁材としての意匠性は決して高くありません。
石やタイルに比べて超軽量なマハールは、ALC下地の上から貼ることができます。
さらに落下や剥がれに強い融合工法により剥落に対する安全面が配慮されていることから、施主様・設計士の皆様に高い評価をいただき、日本全国で採用頂いています。
※2021年には施工件数14,200件、施工面積1,360,000平米突破し、シート建材としては日本最大級の施工実績があります。
マハールは、水蒸気を通す選択透過性を示すため、内部の湿気を放出し、内部結露の防止に効果があります。
マハールのトップコートは強靭な塗膜を形成する樹脂をベースとしているため塗装等の仕上げに比べ表面劣化の耐候性に優れています。
ALC下地を使った建物でもまるで本物の石や木を使った外観に仕上げることができます。
ALCパネル+塗装では表現しきれないデザインを演出することができます。
マハールは、天然石・天然木の風合い・質感を見事なまでに再現するシート状の仕上材です。
※23色(アーグラ・ニューガンダーラ・ケンチ石調・こぶ出し)・10色(ニューデリー)・18色(木目調)
マハールなら改修時にALC下地に簡単な処理のみで施工できるため、下地を剥がす費用や産業廃棄物として処分する際にかかる費用を削減できます。
さらにマハールは、カッターナイフなどで簡単に裁断加工できるため、改造工事時に騒音の心配がなく、臭気や粉塵がでることもないため人体への影響を心配する必要もありません。
マハールは、地球にも人にも優しい建材を目指しています。
マハールの採用理由
ALC造の建物を石調仕上げにしたいとのご要望から、軽量でありながらリアルな石の質感を再現できるマハールをご採用いただきました。
施工内容
ALCの目地をパテで平滑に処理した後、マハールを施工しました。
施工後の成果
1階部分にはアーグラ(御影石ジェットバーナー調)を、2階より上部には美しい風合いのニューデリー(インド砂岩調マハール)を施工。
2種類のマハールを組み合わせることで、ALC造とは思えない存在感を表現できました。
改修・工事のきっかけ
設計段階で下地はALCで決定。塗装を検討する過程で木目風にしたいという要望が出てきました。
マハールの採用理由
塗装で木目の風合いを再現するのはなかなか難しく、また天然木だと管理が大変なため仕上げに悩まれていました。
そこで木目調マハールの質感や紫外線に強いという点、イメージの色に合致したことが評価され採用いただきました。
施工内容
ALC板間目地部を弾性ボンドで平滑処理した後、プライマーを塗布し、板間目地を跨がず木目調マハールを施工しました。
施工後の成果
塗装ではできない天然木の風合いを再現し、天然木の温かさをかもしだす安心感のある建物になりました。
改修・工事のきっかけ
大型店舗のリニューアルに伴い、ご相談をいただきました。
その際、既設ALCへの施工のため、軽量なものが求められていました。
採用理由
軽量のマハールならALC下地に対して重量の負担を少なく貼れることを評価いただき、採用いただくことになりました。
施工内容
ALC目地平滑処理の上、木目調マハールを2色施工しました。
施工後の成果
2色を組み合わせたことでインパクトのある建物へとリニューアルすることができました。
工事のきっかけ
当初ALCの上に本石を施工したいとのことでしたが重量の問題と高さの問題があり他の仕上げがないか検討されていました。
マハールの採用理由
過去にALC上に施工した実績と石の重厚感を再現できて重量の問題も無いということでアーグラ(御影石ジェットバーナー調)をご採用いただきました。
施工内容
ALCの板間目地を弾性パテで平滑処理し板間目地の割付に合わせてアーグラを施工しました。
施工後の成果
2色使いのデザイン貼りで良いアクセントになり石の重厚感も再現できかっこいい建物になりました。
工事のきっかけ
全体的に和風なイメージの建物であり、木目調を外観に取り入れたいというお話をいただきました。
マハールの採用理由
下地がALCで上から直接貼れるものを探されていました。
そこで天然木の風合いがありながらALCにも直接貼れる木目調マハールがマッチし、採用いただきました。
施工内容
ALC下地に吸い込み防止用プライマーを塗布し、ALC板間目地を弾性パテで平滑にした後で、木目調マハールをALCのピッチに合わせて施工しました。
施工後の成果
温浴施設の玄関になる部分に木目調を施工したことで、木目の温かい雰囲気が、お客様に安心感を与えることができました。
改修・工事のきっかけ
地震によって建物にひび割れやタイルの剥落が生じたことが改修のきっかけでした。
マハールの採用理由
今後もタイルの剥落が起こることを危惧され、タイル剥落を抑えながら美観性も向上できる外壁材を探していました。
いくつか検討される中で、結果的に過去にもご採用いただいたことがあるマハールが要望を叶えれるということで、今回の建物でもアーグラ(御影石ジェットバーナー調)をご採用いただきました。
施工内容
タイルのひび割れや浮きを補修していただいた後に、タイルの上をカチオンで平滑処理し、アーグラを施工しました。
施工後の成果
タイルの剥落も抑え、建物の美観性も向上しました。
工事のきっかけ
新築の幼稚園です。
これまでもマハールを採用いただいた設計士さんより温かみのある建物にしたいということで相談をいただきました。
マハールの採用理由
園児が自由に移動できるエリア、子供が普段見るエリアを特に温かみのある見た目にしたいということで、木目調OS-Bの色味をご提案させていただき、採用いただきました。
軒天部分でも施工性がよいところも評価いただきました。
施工後の成果
木目調マハールの天然木の風合いは、建物に温かみを持たせることが可能です。
想像していたよりもリアルでまた使いたいとのお言葉をいただきました。
工事のきっかけ
新築ALCの物件になります。
ALCの上に重厚感のある仕上げを検討されており、軽量であるものを条件に仕上材を検討されていました。
マハールの採用理由
サッシとの取り合い等も考慮し、薄くて軽い仕上材であることを評価いただきました。
特に使用することになったアーグラ(御影石ジェットバーナー調)は厚みが3mm程度のため、サッシ廻りの納まりが良いことも採用理由の一つでした。
施工内容
ALCの目地上へ、マハールの目地が重なるように施工しました。
施工後の成果
ALC下地でも、マハールを施工することで、建物に重厚感・高級感を出すことができました。
さらにマハールの重量は、タイルや石と比較して非常に軽くなっておりますので安心です。